少女漫画 『忍恋』 二人の関係にどきゅんされます。
題名▷『忍恋』
著者▷鈴木ジュリエッタ(『神様始めました』・『カラクリオデット』などの作品を描いた。現在は『名探偵耕子は憂鬱』を描いている。)
巻数▷5巻 完結済み
鈴木ジュリエッタ先生の描く、ヒロインに一途な男の子達を楽しむことができます!!
現代に残る忍びの里で育った杏子と、名家華山院家の嫡男・華山院楓の物語。華山院楓らが側忍を選ぶために忍びの里を訪れて二人は出会うところから始まる現代忍者ラブコメディです。
感想等▼
二人の関係性がもどかしくも憧れてしまうようなもので、鈴木ジュリエッタ先生の世界観を堪能することができます。二人の成長(=二人がお互いの良いところを吸収している)はもちろん、主従関係ならでは言い回しや距離感、二人以外の恋模様などを楽しむことのできる作品です。
側忍としての場面と普通の女子高生の場面の切り替わりも分かりやすくどちらも程よくときめきが散りばめられています。
5巻の29話ラストで見せる鐡男の表情や、(紗々女頑張れ!!)最終話の杏子の男気ある言葉と楓との幸せそうな表情にときめきが止まりませんでした。(結婚式に呼んでおくれ!!!)
という感じで私的にはまだ読み足りない感じは少しありますが、綺麗にまとまっていて読みやすい作品でした。老若男女どんな人でも読みやすいと思います。
個人的にどの巻も表紙も大がつくほど好きです。5巻とも杏子と華山院楓の二人が描かれているのですが、距離・構図・表情などどれをとっても100億満点です。
(ときめきが足りていない方!ぜひ手にとって、ときめきを補充してみて下さい!)